目次
はちみつ紅茶で美味しくリラックスしよう
はちみつ紅茶って聞いた事ありますか?はちみつ+紅茶・・何やらおしゃれな感じがしますよね。ひょっとしてセレブ界で流行の飲み物?いえいえ、そんなことはありません、私たち庶民(笑)も気軽に楽しめる飲み物ですよ。しかも、体にもよくて、美容にも良い・・いいことたくさんの飲み物なのです。
今回は、この紅茶はちみつの嬉しいパワーと、お薦めの美味しい楽しみ方をご紹介していきますね。
まずは紅茶のパワーを知っておこう
紅茶には、テアフラビンという酵素の働きでインフルエンザなどのウィルス性の感染症にかかりにくくなる効果が期待できるということが最近の研究でわかってきたそうです。インフルエンザウイルスを包んでいるタンパク質を紅茶に含まれるこの酵素が無力化する力を持っているため、この酵素を多く含む紅茶にはインフルエンザにかかりにくくなる効果が期待されるんですね。
実際に紅茶を毎日飲む人と飲まない人とを比べたところ、紅茶を飲む人はインフルエンザにかかりにくいという統計もあるようです。
でも、紅茶はインフルエンザを治療する効果があるということではないので注意してください。
インフルエンザウイルスが体に入って体の中の免疫がウィルスを攻撃しようとするときに、紅茶はウイルスの周りのタンパク質を無力化して弱めてくれるんですね。
ちなみに、ウィルスが体内に入って免疫が闘ってくれている時には熱が出ます。この熱もウィルスをやっつけるために一役買っているので、無闇に解熱剤で熱を下げない方がいいそうですよ。ウィルスが喜ぶだけらしいです。
はちみつの抗菌作用はもう知っていますよね
はちみつにに含まれる栄養素や酵素はとにかく体にいいことがたくさんあって、まさにスーパーフード と言うにふさわしい食べ物なんですがその代表格が抗菌作用です。この作用の元となる栄養素や酵素のおかげで、抗菌作用の他。整腸効果、美容効果、快眠効果など様々なメリットが期待できるんですよね。
はちみつの効果効能を詳しく知りたい方はこちら→はちみつのパワー
こんなに素晴らしいはちみつと紅茶がタッグを組むんですから、体に悪いはずがありません。
では、どんないいことがあるのか、いくつか例をあげて一緒にみていきましょう。
紅茶とはちみつで口腔内環境を改善
どんなにおしゃれな人でも、例えば口臭がきつかったりすると、ちょっと幻滅しちゃたりしますよね。口臭は本人だけが気づかないことが多いので注意したいエチケットの一つです。口臭の原因の一つが歯周病。そこで、期待したいのが紅茶なんです。紅茶に含まれるポリフェノールには歯周病の原因であるプロテアーゼを抑制する力があるそうなんです。
そしてはちみつにも注目です。はちみつには殺菌効果があり、歯石がつきにくくなる効果も期待できるそうですよ。歯磨き剤に使用されているエチドロン酸と同じ程度の効果だということですから、かなり強力な効果ですね。
つまり、普段紅茶に砂糖を入れている人は、砂糖の代わりに、そしていつも砂糖を入れずにストレートで飲んでいる人も、ぜひはちみつを入れて飲んでみてください。甘くない紅茶よりも美味しくて口腔内の環境を良くしてくれますよ。ちなみにダイエット中だから、とかではちみつのような糖分はどうも・・・と敬遠しているあなた。はちみつはダイエットと言う言葉を聞いたことはありませんか?はちみつは実は美容にもいいんですよ。
参考にこちらの記事を読んでみてくださいね。→はちみつダイエット。
砂糖よりはちみつがいいの?
紅茶に入れるのは砂糖よりはちみつがいいのか?答えはYES!絶対にはちみつがいいのです。砂糖を入れるぐらいなら・・と言う意味ではありません。はちみつを入れるのがいいのです。実は、同じ量で比較すると、はちみつは砂糖に対してカロリーは6割程度しかなく、逆に甘みは約1.3倍もあります。同じ甘さを出すには少ないカロリーで足りることになり、ダイエットに繋がりやすいんです。しかも体にいい成分が豊富なんですから、はちみつのダントツ勝利です。
ちなみに、色々な角度からはちみつと砂糖と、あと同じ甘味料であるメイプルシロップと糖分などの成分対比表を準備したのでこちらをご覧ください。
この表は、100mgの中に含まれるカロリーやミネラル成分の量を対比したものです。この3つの甘みの元では、白砂糖が一番だめですね。カロリーが一番高く、ミネラル成分を含まない。この表だけ見れば、メイプルシロップの方がいいのでは?と思われる人もいるでしょうが、栄養価だけ考えるとメイプルシロップでもいいのかもしれません。しかし、はちみつ独特の風味、そして大切な酵素による抗菌作用を考えると、やはり紅茶には「はちみつ」がベストな組み合わせと言えるんですよね。それでも、はちみつが苦手な方がいるようでしたらメイプルシロップでもいいかもしれません。参考に、詳しい対比表をつけておきますね。
※はちみつとメイプルシロップ比較の詳細記事はこちら→はちみつとメイプルシロップはどちらがいい?
紅茶とはちみつの抗酸化作用でダブル効果
紅茶とはちみつのもう一つのメリットは両方に抗酸化作用があることです。抗酸化作用というのは、活性酸素が発生しないように抑制したり、活性化酸素の働きを阻止したりというように働く作用のことです。活性化酸素は、老化やガン、免疫機能低下の原因ですから発生を阻止してくれるのは嬉しいですよね。
老化の原因を阻止してくれると言うことは、アンチエイジング、つまりはお肌の乾燥やシワの原因を阻止してくれると言うことです。つまり抗酸化作用のある紅茶を飲むことは、お肌の悩みも解決される可能性があるって言うことなんです。なんか三段論法ですけど・・・紅茶はちみつは美容にいいってことですね。
はちみつ紅茶の楽しみ方
紅茶に砂糖の代わりにはちみつを入れると、はちみつの独特な風味や香り上品な甘さが加わり、とても美味しいはちみつ紅茶を味わうことができます。
紅茶にはちみつを入れる時は「ちょっと多いかな?」と感じる位、たっぷり入れた方が美味しくなります。え、そんなに入れたら太らない?と心配になる人も多いでしょうね。確かに、非常識なぐらい入れてしまうと糖質の過剰摂取ですが、前の項で説明したように、適度であれば、全然問題はありません。砂糖を入れるより全然いいですし、体にいい成分がいっぱいなんですから。
お好みでショウガやレモンなどをプラスして、美味しくアレンジしてみて下さい。はちみつレモンを作っておいて、それを入れるのもいいですね。紅茶にはちみつ、そしてレモンまで加わると最強です。ビタミンまでプラスされるのですからますます美容に良さそうです。
はちみつレモンの作り方やその効果はこちらを参照してください→はちみつレモンの嬉しい効果
はちみつを入れると紅茶が黒ずみます
紅茶の中にはちみつを入れると、時々紅茶が黒ずんで見えるかもしれません。これは、はちみつに含まれている鉄分と紅茶成分のタンニンが結合してタンニン鉄が生成されるためです。
黒ずんでしまっても、身体に害はなく味わいも変わらないので安心して飲んでください。まあ、普段黒いコーヒーを飲んでいるんですから、黒色には抵抗ありませんよね(笑)。気になる方はミルクを入れて飲むのをおすすめします。また鉄分の少ないはちみつを選べば、紅茶が黒ずむのを防ぐことができますよ。
はちみつと合うおすすめ紅茶
はちみつと相性が良い紅茶は、渋みが少なくてコクのあるものがおすすめです。
例えば、インド紅茶のアッサム、スリランカ紅茶のキャンディ、インドネシア紅茶のジャワなどです。どれも有名ですよね。
はちみつ自体に香りや風味があるため、あっさりした紅茶だと紅茶本来の風味が弱く感じてしまいます。もし、そのような紅茶が無ければ、いつもより濃い目に紅茶を抽出すると良いみたいですよ。
紅茶に合うおすすめはちみつ
はちみつにもたくさんの種類があり、それぞれの味や特徴があります。紅茶に合うおすすめのはちみつはこちらです。
レンゲやアカシアのはちみつ
レンゲやアカシアのはちみつは、クセが少なくあっさりした優しい甘さが特徴です。
紅茶に入れても、紅茶の味や風味を損なうことなくとても相性の良いはちみつです。紅茶が黒ずむことも少なくて済むようです。
【Amazon.co.jp 限定】BREZZO イタリア産 天然はちみつ アカシア 500g
フルーツからとれたはちみつ
フルーツの花からとれたはちみつは、ほんのり果実の香りがあり、温かい紅茶に入れるとふわっと柑橘系の爽やかな香りが広がります。
紅茶に合わせるなら、「りんごはちみつ」「みかんはちみつ」や「レモンはちみつ」などがおすすめです。
ハーブからとれたはちみつ
ハーブが蜜源のはちみつは、少しクセのあるものが多いですがハーブのアロマ効果や効能もあり、紅茶とも相性が良いです。
いつもと違った紅茶を楽しみたいなら「タイムはちみつ」や「ラベンダーはちみつ」がおすすめです。
はちみつ紅茶を安心して楽しむために
はちみつ本来のパワーを取り入れるためには、本物のはちみつを使うことをお勧めします。本物のはちみつというのは、非加熱の純粋はちみつのことを言います。詳しくはこちらの記事を参照してください→非加熱のはちみつのパワー
そして、せっかくの非加熱のはちみつを準備できても、入れる紅茶自体が高温だとはちみつの力を破壊してしまいます。はちみつを入れる紅茶は、カップを手に持っても耐えられる程度の熱さ(50度以内)に冷ましてから入れるようにしましょう。
また、はちみつ紅茶を幼児が口にすることはないかと思いますが、出産後すぐのお母さんが飲まれる時は、はちみつを赤ちゃんが口にすることがないよう注意を払ってあげてください。ご存知かと思いますが、はちみつに含まれている可能性があるボツリヌス菌で赤ちゃんが病気になってしまう恐れがあります。
詳しくはこちら→赤ちゃんがはちみつを食べても大丈夫?