はちみつとミツバチの知っておきたい事

りんごとはちみつ ♫ハウスバーモントカレー〜♫

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はちみつといえば、どうしても思い出してしまうのが、カレーのテレビCMの「りんごとはちみつ、とろーりとけてるハウスバーモントカレー♫」ですね。しかも、私たちは西城秀樹バージョンで「秀樹 感激〜」のセリフと一緒に連想してしまいます。ちょっと歳がバレてしまいますね。

ここでは、少しそれにまつわる話をウィキぺディアで見つけましたので引用して、ご紹介したいと思います。

バーモントカレー開発秘話と裏話

子供と一緒に食べられるカレーを作りたい。

当時は、カレーといえば辛いもので「大人の食べ物」でした。このカレーを、子供も大人も一緒に美味しく食べられるようにしたい、そんな願いから生まれたのが「ハウスバーモントカレー」です。ちなみに、今、これを書いていて、バーモンドではなくてバーモントなんだと初めて知りました。何十年もバーモンドだと思い込んでいました(笑)

話を戻しますが、このハウスバーモントカレーが、カレーの味、香り、色はきちんと備えながら辛さなどの強い刺激は抑え、マイルドなカレーに仕立てることに成功したことによって、家族揃って手軽にカレーを楽しめるようになったのです。

「りんごとはちみつ」のアイデアはアメリカのバーモント健康法から

バーモントの名前は、米国東部の長寿で有名なバーモント州に民間療法として伝わる「りんご酢とはちみつ」を使ったバーモント健康法にちなんだものらしく、この健康法は日本でもブームになっていたようです。

いつの世でも、成功品の誕生時には最初に反発があるもので、このバーモントカレーも、「辛くないカレーなんて売れるはずがない」と販売店から猛反発をくらったそうです。

しかし、テレビコマーシャルや店頭での試食宣伝活動でお客様にPRした結果、発売から数ケ月後に爆発的大ヒット商品になり、増産体制が間に合わず、品切れが状態が続いたそうです。

西城秀樹さんとの関わり

コマーシャルには、その時々の人気タレントが起用されていますが、西城秀樹さんの時代の途中に、あの「りんごとはちみつ・・♫」の曲に変わったそうです。この商品の浸透にとても重要な役割を果たされたんですね。

2018年西城秀樹さんが急性心不全でお亡くなりになったとき、ハウス食品は「西城秀樹さんのCMは大変好評をいただき、そのおかげもあって、今日カレーライスが国民食とまでいわれ、皆様に愛されるようになりましたものうと大変深く感謝しております」とコメントを発表さあれました。そして、西城秀樹さんの葬儀・告別式では会葬御礼としてバーモントカレーが配られたそうです。

ちょっといい話ですね。

はちみつから脱線してしまったついでに、カレーの話をもう少しだけ。

カレーはもともとインド発祥というのは皆さんご存知ですよね。でも、インドのカレーは、私たちの国民食として食しているものとはかなり別物で、カレーをナンにつけて手で食べるものですよね。しかも、スパイスを複雑にミックスして作ります。インドからイギリスに伝わり、イギリスで初めてカレー粉というものが作られました。そして、カレーがイギリス海軍の食事に採用されたとき、船の揺れでカレーがこぼれないように、小麦粉を入れてとろみをつけたんですね。それが今のカレーの原型です。

日本では、そのカレーに福神漬けやラッキョを合わせたり、日本独特の食べ方として「カツカレー」を開発したんです。

今、このカツカレーがイギリスで大人気らしいです。まさにカレーの逆輸入ですね。ただ、イギリスでは宗教上の問題などあり、トンカツではなくて鶏肉のカツらしいです。巡り巡って、イギリスに戻るなんて面白いですね。

以上、りんごとはちみつの話でした。

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