知らないと損するはちみつの基本知識

ミツバチの蜜源の一つ「あざみ」をドライフラワーにしてみた

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この季節は、日本ミツバチの蜜源の一つになっているだろうと思われる「あざみ」が、ハーブに紛れてたくさん咲いています。むらさき色していて、葉には小さなトゲがあるので触るととてもチクチクします。人によっては好みが分かれる花かもしれません。この写真はミツバチの中でもマルハナバチという種類の蜂ですが、一生懸命あざみから蜜を採っていますね。

最近、養蜂を始めたからか、どうしても花を見つけると「これは蜜が採れる花なのかな」という目で見てしまうようになりました。そんな風に花を見る人は滅多にいませんよね。それと、もう一つ「この花はドライフラワーにできるのかな?」という目でも見てしまうんです。

ミツバチの蜜源の一つ、あざみをドライフラワー用に摘み取る

なぜかというと、実は今ハマっている趣味が「ドライフラワー作り」だから。もともと花の栽培が大好きで、その花を愛でるだけではなく、少しでも長く楽しめないかな〜という流れでドライフラワーにたどり着いたんです。

ドライフラワー作りって、花を摘んだり、いただいた花束を逆さにぶら下げて自然乾燥させるような作り方が一般的ですよね。

でも、私が今ハマって挑戦しているのは「シリカゲル乾燥剤」によるドライフラワー作り。シリカゲル乾燥剤はいわゆるお菓子の袋に入っている乾燥剤の中身なんですが、今はドライフラワー用に市販されているんです。

このシリカゲル乾燥剤を使うと、大抵の花がドライフラワーにできるのと、その花の質感や色彩をかなり維持した綺麗なドライフラワーが出来上がります。ドライフラワー作りにプロがいらっしゃるかどうかわかりませんが、いわゆるプロが作ったような仕上がりになるのでハマってしまうんです。

で、今回養蜂箱の近くに咲くあざみを目にして、ちょっとドライフラワーにしてみようと思い立ち、ミツバチたちには悪いですが、少し分けてもらうことにしました。

あざみには数十の種類があって、このあざみの正式名称はわからないのですが、まああざみはあざみです。早速摘んで見ましたが、やっぱり摘む時に葉っぱの小さなトゲでチクチクして痛かった〜(涙)

摘み取ったあざみをドライフラワーにしてみる

摘み取ったあざみを、ドライフラワー用のシリカゲルに埋めてみました。大体1週間から2週間という速さで出来上がります。ちょっと水分が多そうな花なら3週間ぐらいかけたほうがいいかもしれません。

ここでは、1週間ドライフラワー用シリカゲル乾燥剤に埋めていたあざみを取り出してみたところをご覧いただきますね。

この中にあざみが埋まっています。水分を吸収したシリカゲルは青い色から白へと変化します。あっ、でも後でフライパンなどで加熱すると再び青くなり何度でも再利用できて、とてもコストパフォーマンスいいですよ。

掘り出してみるとこんな感じです。

シリカゲルを払って綺麗にすると、まるでさっきまで咲いていたんじゃないかと思うぐらい紫の色彩は鮮やかに残り、

花びら一本一本も綺麗にドライに仕上がっています。これからしばらく(1年以上は大丈夫)はこの状態で花を楽しむことができるんですよ。それがドライフラワーの醍醐味というか魅力です。ミツバチには申し訳ないことしましたが・・・・。

ちなみに、今の季節(7月)だと、紫陽花や千日紅もとても綺麗なドライフラワーにできて楽しいですよ。

まとめ

いかがでしたか。今回ははちみつやミツバチの話から脱線して、蜜源となる花の話をしてみました。はちみつやミツバチに興味を持つということは、自然界そのものに興味を持つということです。ミツバチだけではなく、花や木々、草原まで思いを馳せてみると、世界が広がりより楽しむことができるんじゃないかと私は思っています。皆さんもどうぞ、色々なものに興味を広げて挑戦してみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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