在宅・テレワークと何かと家でじっとしていることを求められる昨今、運動不足に、ストレスでついついお菓子の量も増えてしまいがちに。そんな中、体重増加で面変わりした貴方、次出勤した時に「君、誰?」て言われちゃいますよ(笑)。そんな貴方に朗報です。はちみつダイエットって聞いたことありませんか?はちみつで美味しくダイエットできる方法があるんです。そんな美味しい話なんてあるはずないでしょー!なんてうまいこという貴方。それがあるんです。今回はその美味しい話をご紹介します。
少し長くなるのですが、頑張って最後まで読んでくださいね。はちみつダイエットの解説本1冊の価値は絶対ありますから。
目次
はちみつダイエットで美味しくダイエット
テレワークや自宅待機、ついつい誘惑に負けておかし食べながらパソコン作業!なんて、貴方はなっていませんか。実は私も机の上にはお菓子だらけ。ついついポテトチっプスの1袋一気食いなんてことも・・・・。自宅に長くいると、運動不足になる反面、なぜか食欲だけは出て、絶えずfかを食べている状態に。当然胃袋も大きくなってくるから、お腹も早く減る。あー!なんて負のスパイラルなんでしょう。
その負のスパイラルを断ち切りましょう。それも美味しく。
それがはちみつダイエット。あ〜なんていい響きなんでしょう。はちみつですよ。
しかーし、これからはちみつダイエットを実践する当たって、いくつか守っていただきたいルールがあるんです。このルールが守れない人は、罰として、はちみつで逆に太る刑です(笑)。
ではルールを説明しましょう。
❶はちみつは寝る1時間前に大さじ1杯だけ摂ること。
摂るはちみつの量は、必ず大さじ1杯だけに。大さじ1杯というのはティスプーン5杯分ぐらいですね。
いくらはちみつダイエットといっても、過剰に摂取してはカロリーオーバーになってしまいます。適切な時間に適切な量を摂ることでこのダイエットの最大限の効果を発揮します。その理由は後ほど説明しますけどね。なるほど!と納得していただけること間違いなしです。
実は、これを実行することで、心地よい睡眠と免疫力のUPも期待できるという特典付きなんです。本当にこれ以上ないっていうぐらい甘ーい話なんです(笑)
あ、お願いがあります。はちみつは、純粋の非加熱はちみつを準備してください。
みなさんはちみつって全部同じだと思っていませんか?違っても、レンゲはちみつ、アカシアはちみつ、百花はちみつと、花の種類が違うだけじゃないの?と言う人もいるでしょう。私の別の記事をぜひ一度読んでみて欲しいのですが、はちみつには大きく3種類のはちみつがあり、高い効果が期待できる本物のはちみつは1種類だけ。それが純粋な非加熱はちみつなんです。
はちみつの解説をしている記事はこちらをご覧ください→知らないと大変!偽物だらけのはちみつ
❷晩御飯は寝る3〜4時間前には済ませ、食べ過ぎないこと。
えー、やっぱり食事制限しなきゃいけないんだ!と怒らないで。そんな極度な制限はしなくても大丈夫ですから。何もこんにゃくダイエットのようにこんにゃくだけ食べましょうといっているわけでも、量を半分に減らしましょうといっているのでもありません。炭水化物(ご飯やパンなど)を減らした食事にしましょう・・・ということ。私にははちみつがあるから!と安心してしまい、暴飲暴食にはならないこと。そして腹八分目に収めておくこと。栄養のバランスを考えたメニューにする方がいいですね。ただ、摂取カロリーを制限するダイエットではありませんから、お腹を減らしてまで食事量を減らす必要もありませんが、まあ炭水化物を少なくして、腹八分目で抑える感じです。
そこで、えー、腹八分目だと寝る前にお腹が空いて眠れなくなるかもー。と心配する貴方。最もです。でも安心してください。そのための「寝る1時間前のはちみつ」なんです。それは脳と睡眠のメカニズムに答えがあるのですが、それは後ほど説明しますね。
❸適度な運動をしましょう。
んー、これはごめんなさい。やっぱり運動はやっぱり必要なんです。でも5km走りましょう!とかそんなハードなことではありません。軽ーい運動でいいのです。ウォーキングとか、ラジオ体操1番だけやるとか。続けられるレベルの軽い運動を自分なりに見つけてください。あまり頑張りすぎない。これが継続の秘訣です。ちなみに私は、ラジオ体操1番、気分転換にたまに2番をやっています。調子のいい時は1番も2番も(笑)ユーチューブでラジオ体操の動画を再生しながらやると楽しいですよ。なんか、小学校の時の夏休みを思い出します。だれもハンコを押してくれませんけどね(笑)。
❹継続すること
どんなダイエット方法でも、すぐに効果が出てくることは難しいです。効果が出るまで痩せることを信じて継続すること。それが大切です。継続は力なり。成し得ないことはないのです。
まあ、このはちみつダイエットは、辛い内容ではないので大丈夫だと思いますが、逆に簡単すぎてだらける心配があります。それではダメです。毎日❶から❸までを愚直に継続する。継続の先で、勝利の女神は微笑んでいるのです。頑張りましょう。
はちみつダイエットのメカニズム
はちみつダイエットを一言で説明すると
寝る前にはちみつを摂って睡眠の質を改善し、成長ホルモンの分泌を促して脂肪燃焼しやすい体に整える。
と言うことです。そして、このことを実践することで、免疫力も高めることができるというおまけ付きです。
成長ホルモンといっても、子供だけでなく人間は死ぬまでこの成長ホルモンの分泌によって生かされていることを忘れないでください。
では、なぜ、はちみつを摂ることでそんなことが起こるのでしょう。
それは、私が別の記事で「睡眠の質を高めるはちみつの効果」について書いている一部分を引用した方がわかりやすいでしょう。
※そちらの記事も気になる方は、そちらを先に読んだ方がより理解が深まるかもしれません。
体のメカニズムの解説は少し難しいのですが、ゆっくり噛み締めながらついてきてくださいね。
脳のメカニズム(私の眠りの記事引用)
ここから少し、私のはちみつが快眠につながると言う記事の引用をしますので、そちらを読んだ方には内容がしばらく重複していきますが、おさらいと思って読み進めてもらえたらと思います。
脳は夜活動する!って聞いたことないですか?有名なのは、脳科学者の茂木さんとかがよくお話しされている「記憶は寝ている間に脳に定着する」というものです。起きている間に起きたこととか、勉強したことを夜寝ている間に脳がその記憶を整理し、脳の中に格納して行く作業をするというお話しです。脳は、この記憶の整理だけではなく、身体の修復作業の指示を出すと言う重要な活動を行い、大量のエネルギーを消費しています。
しかし、脳にはエネルギーを蓄えることが出来ません。代わりにエネルギーを溜める役割を担っているのが肝臓なのですが、肝臓に蓄えられるエネルギーは75g程度。脳がおよそ2~3時間で使い切ってしまう量だけなのです。すると睡眠中に作業している脳にエネルギーが不足してしまいます。いわゆるガス欠です!
脳のエネルギーが不足すると、コルチゾンール やアドレナリンといった「ストレスホルモン」がはたらき始め、骨や筋肉を分解して不足しているエネルギーを作り出し始めます。
この「ストレスホルモンが出ていると、睡眠中の脳の活動(骨や皮膚の修復や体脂肪の消費、代謝)などが機能しにくくなり、体の成長が削がれ、ダイエット効果どころか脂肪が蓄積しやすくなり、更には血糖値は上がり、免疫力も低下するという三重苦どころか四重苦の状態になるのです。
だから、睡眠中に脳がガス欠を起こしてストレスホルモンを出してしまわないように、寝る前にエネルギー補給する事が、体の修復や体脂肪の消費を円滑にし、結果ダイエット効果につながるのです。
そのエネルギー源として「はちみつ」が最適なので、寝ぬ前にエネルギー源として摂る→脳のエネルギーが充足する→代謝が促され体脂肪の消費も円滑になる→ダイエットにつながる、と言うメカニズムの流れになるわけですね。
ちなみに、最悪のケースとしては、暴飲暴食して、寝る前にゲームやスマホをいじって睡眠不足で朝を迎えて出勤(通学)すること。これは、過剰カロリーの摂取をして、しかも夜に脳が十分な睡眠が取れないので新陳代謝が悪くなり体脂肪が消費されにくい。結果、激太りという羽目に。怖いですね。
ちなみに、なぜ「はちみつ」が睡眠中のエネルギー源として最適なのでしょう(引用)
運動生理学の分野では、日中の仕事や運動で疲労した体や筋肉を回復するためには、今まで解説してきたように、脳が睡眠中にガス欠にならないようにエネルギー補給が大切となります。そのエネルギーとして運動生理学で推奨されているのは、果糖とぶどう糖を合わせて100キロカロリーほどで、ほかに代謝を促す栄養源としてミネラルも摂取できるとより良いようです。
この条件を満たす地球上の食べ物は?
そう、それが我らのスーパーフード「はちみつ」なんです。
はちみつはの主成分は「ブドウ糖(グルコース)」と「果糖(フルクトース)」で、他にも多くのミネラル栄養素がふくまれています。
それにはちみつはエネルギーとして代謝されるのが早いという特長があります。ブドウ糖と果糖は、ともに「単糖類」と呼ばれ、これ以上分解される必要がないため、体に入るとすばやく吸収され、エネルギーに変換されるのです。摂取後約20分で体に吸収されるので、胃腸への負担も軽くすみます。寝ている間に胃腸が消化のために働かなくていいのです。また、はちみつは、脳へのエネルギー供給にも優れています。脳のエネルギー源になるのは、ブドウ糖だけなんです。
はちみつは、早く吸収され、脳を助け、長く効率よく働くエネルギー源になってくれるというわけです。
もちろんはちみつは睡眠中に脳のエネルギー源として消費されるので太る心配はありません。糖尿病の方は不安かと思いますが、大丈夫です。実は脳にブドウ糖が充足することでインスリン濃度を下げる効果もあるそうなんです。まさにスーパーフードですね。
さらにはちみつがダイエットにつながる理由
寝る前のはちみつ摂取以外に、普段からはちみつを活用すると、より効果的なので、ぜひ、普段の料理や、コーヒー、スイーツなどに砂糖やシロップ代わりに活用されることをお薦めします。
その理由として
❶同じ甘さのために使うならはちみつは砂糖の62%のカロリーですみ、ダイエットに繋がる。
同じ大さじ1杯のカロリー勝負なら、実ははちみつの方が高カロリーです。具体的な数値でいうと、砂糖大さじ1杯=35kcal、はちみつ大さじ1杯=65kcalと倍近いです。しかし、同じ甘さを作るために必要な量は、はちみつは砂糖の1/3の量で済むのです。ですから結果、はちみつは砂糖の62%のカロリーで済むので、カロリー制限に貢献しやすく、ダイエットに繋がりやすいのです。
❷はちみつが砂糖より「GI」値が低いので脂肪が溜まりにくく、ダイエットに繋がる。
はちみつはGI値(グリセミック・インデックスの略)が低く、血糖値の上昇が緩やかとなる性質があります。砂糖だと、血糖値が急激に上がってしまうため、それを下げようと膵臓からインスリンが大量に出てきます。インスリンにはブドウ糖を脂肪に変えて体内に貯める働きがあるので体内に脂肪が溜まり肥満につながりやすくなります。ですから、はちみつは、このインスリンの分泌が砂糖より少なくてすみ、脂肪が溜まりにくいと言えるのです。
❸はちみつは腸内環境を整える善玉菌が多くダイエットに繋がる。
はちみつには善玉菌が多く含まれ、それを摂取することで腸内環境を整えてくれます。腸の働きが良くなると便秘などが改善され、お腹周りのダイエットへと繋がります。
まとめ
以上、はちみつダイエットの効果的な実行方法やその裏ずけとなる体と脳のメカニズム、理解できましたか?なぜはちみつがいいのか?の説得材料の部分は、難しいからと避けずに、何度も読み返して理解するようにしてください。このメカニズムが理解でき納得していれば、それがこのはちみつダイエットを信じることに繋がり、ひいてはそれが継続できる力に変わります。継続すれば、最後に女神が微笑んでくれるのですから、みなさんガンバって実践してみてくださいね。