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養蜂に挑戦!vol3.養蜂箱を設置したよ編

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さあ、今回はいよいよ養蜂箱を設置編です。正確には「待ち箱」と言った方がいいのかもしれませんが。

まだ養蜂を始めるわけではなく、日本ミツバチが住み着いてくれるのを待つための「待ち箱」なんですから。

日本ミツバチのために2箇所の待ち箱を設置しました

このブログのタイトルのように「風吹く丘の養蜂園」を実現するために、まさに風吹く丘に設置しましたよ。

丘から湖を見下ろす高台のような、とても見晴らしの良い場所です。

前に見えている金網は鹿よけの網です。野生の鹿が山から降りて来て農作物や庭の花をみんな食べてしまうんです。

VOL2の記事で書いたように、私の手作りの養蜂箱とプロの作った市販の養蜂箱、どちらが日本ミツバチが住み着いてくれるか勝負だ!なんですが、

ここに置いた待ち箱(養蜂箱)は、私の手作りの箱。ちょっと周りに何もなさすぎでちょっと不安です。

指導書によるとミツバチが飛び立てる空間が巣箱の全面にあるといいということなのですが、ここだとミツバチどころか、パラグライダーでも飛び立てそうじゃないですか?

本当は、ミツバチが出入りする時に、目印になる大きな木とかがあるといいらしいのですが、柵の支柱1本立っているだけでは少し心許無いような気もします。

山側にも1ケ所設置しました

ちょっと1台目が不安なので、もう1ケ所は山側の木の根元に置いて見ました。

すぐ後ろには森が迫って来ている場所なのですが、目印になり日陰にもなる木や、ミツバチが飛び出しやすいような空間も巣箱の前に広がっているので、良い場所じゃないかな〜と。

でもこれは市販の方なので、もしかして負けるかもと不安がよぎりました・・・・

まあ、どちらでも日本ミツバチが住み着いてくれたら大成功なのでいいことにします(笑)。

あとは分蜂を待つだけ

分蜂?なに?ぶんはち? これは「ぶんぽう」と読みます。皆さん、いきなり分蜂と言われても何のことかわからないですよね。はちみつは好きでも養蜂のことは知っている人の方が少ないのですから。当たり前です。

はちみつ好きの皆さんにも、はちみつがどうやって採れるのかを知る上で大切なことなので、少しだけミツバチの生態の一つである「分蜂」について説明させてくださいね。

まず初めに

●日本ミツバチとセイヨウミツバチとでは生態がかなり違います。

セイヨウミツバチは外来種であり、しかも位置付けは「家畜」です。そして、初めてこのセイヨウミツバチを飼って養蜂をしようと思うと、セイヨウミツバチの群れを購入するしかありません。セイヨウミツバチは日本国内では野生では存在していないからです。1群おおよそ3万〜5万匹の群れを何万かで購入します。この価格はミツバチが少なくなって来ている現状の中で年々値上がりしていて養蜂家の経営を圧迫しているそうです。

一方、日本ミツバチは購入もできますが、基本、自然に住んでいる野生の日本ミツバチを捕獲します。正確には巣箱に住み着いてもらいます。

巣箱を設置しても100%成功するとは限らないので、毎年チャレンジして失敗している人も多くいます。色々と成功の可能性をあげる裏技はありますが、どうしても最後は運に頼るしかないわけです。

ではこの住み着くということと分蜂とはどんな関係があるのでしょうか?

ここからは日本ミツバチだけの話をしますね。

日本ミツバチは春になると毎年新女王が誕生します。新女王が誕生すると、それまでいた古い女王蜂は巣の中の約50%の働き蜂を引き連れて、一斉に飛び立ちます。

古い女王蜂は、多くの働きバチを従えて巣を飛び出し新天地で新しい巣を作ろうとするのです。それが「分蜂」という生態です。

人間の世界でいうと、分家するということでしょうか。違うのは、新女王が出て行くのではなく、旧女王が出て行くというところです。

しかし、この新女王も、来年の春また新しい女王が誕生したら今度は自分が出て行くんですから、生態というのは面白いものですね。

※この分蜂の群れの写真はありますが、UPすると気持ち悪がる人も多いかと思うので、ここではやめておきますね。興味がある人は「分蜂」と検索して見てください。

さて、この分蜂で飛び出した群れおおよそ1万〜2万匹+女王蜂1匹ですが、新しい巣を作る場所として、探索蜂があちこちを探し回ります。そして、その探索蜂が今回の養蜂箱を選んでくれるのをじっと待つわけです。

箱には日本ミツバチの安心する「蜜蝋」を塗ってあります。これが裏技1です。

そして裏技2として、探索蜂の大好きなフェロモンと同じ成分を科学的に作り出して塗ってある「待ち箱ルアー」というものをこの待ち箱にぶら下げます。

これをぶら下げると、かなりこの分蜂群が移住してくれる可能性が高まるそうです。今回、私もこれをぶら下げます。

ただ、この待ち箱ルアーは3000円以上する高価なもので、しかも効き目が1ケ月半ぐらいだけなので慎重に使わないといけません。

ミツバチの分蜂の時期は、だいたい地域ごとに傾向がありその時期にタイミングを合わさないと効き目がないのです。

その時期を見るのには、私たちは「分蜂マップ」という地図をネット上で見ながら判断します。

この分蜂マップというのは、いわば桜前線のようなもので、桜の場合は南からどんどん暖かくなって来るのに合わせて桜が開花して来て、どんどんその前線が北上して来ますよね。

分蜂マップは、日本国中に住んでいる養蜂ファンが分蜂を見つけるとその情報を寄せて来て、

それを地図に反映していってくれるシステムなんです。それを見ると自分の地域でそろそろ分蜂が起き始めるな〜というのがわかるんですよ。

↓下参照 ※オレンジ色の数字が3月25日時点の分蜂の発見件数

この分蜂マップから判断するとそろそろ私たちのエリアも分蜂が盛んに発生する時期になりそうなので、この待ち箱ルアーをぶら下げて期待して待っておきたいと思います。

皆さんおたのしみに。また進捗状況は来週投稿しますね〜。

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