養蜂箱を設置して2週間目となりました。今は4月の第1週目。気温はお昼頃に12℃になる程度の気温です。
まだまだ寒い!さすがにまだミツバチは来てくれていませんでした。残念無念。
通常、ミツバチ達は10℃程度から活動を始めますが、訪花活動が盛んになる気温は18〜25℃となるようです。ですから、現在の12℃だと、まだまだ寒くて外出したくない〜という気温なので、養蜂箱に引っ越しするとしてもまだまだ先になるような気がします。
専門書によると、ミツバチの分蜂(この説明はもういいですね。念の為まだ覚えていない人は→分蜂説明)が起こる予想時期よりも少し早めに養蜂箱を設置するように指導されているので気長に待つしかありませんね。あっ、設置が遅すぎた!なんてなるよりましです。
新しい巣を作る場所を探す役割を担った探索バチを誘引するホルモンを化学的に作り出した「待ち箱ルアー」※写真参照は、約45日間は効き目があるそうです。
3月の下旬にこの待ち箱ルアーを開封して設置したので、計算では5月の1周目、ゴールデンウィークの頃までは効き目があるはずなのでじっくり待ってみましょう。
でももしミツバチが来てくれなかったら・・・この待ち箱ルアー1個3900円もするんです(涙)。絶対来て欲しい〜。巣箱も入れると●万円(大粒涙)。
ダメだった時に、自分を納得させる理由探しをしている自分がいるのが悲しい・・・・・。
果たして、私は今回の養蜂チャレンジで元は取れるのでしょうか〜?
ちなみに、私の養蜂チャレンジの現場は関西にありまして、その関西の分蜂状況(ミツバチが新しく引っ越しして巣を作り始める状況)がデータ化されている分蜂マップの状況をご覧ください。オレンジの丸の中の数字がミツバチの分蜂が確認された数なんですよ。どんどん分蜂が起こってきていますよ。いよいよですよ。そろそろですよ。
今年はなんかミツバチの出現が遅いか、数が激減している気がします。心配です。
私の自宅では、ミツバチを誘引したくて菜の花や沢山の園芸花を育てているのですが、例年だと菜の花が咲く4月初旬には、たくさんのミツバチが訪れてくれるのですが、今年は4月中旬に近いというのにまだやってきてくれません。気温のこともあるでしょうが、もしかして数が激減しているのではないかと心配です。人間社会は新型コロナウィルスでまさに人類の危機とも言える状況なのですが、ミツバチもここ数年そんな状況が続いているを皆さん知っていますか?詳しくはこちら→ミツバチの減少についての記事
人類の危機はコロナウィルスも恐ろしいですが、実はもっとミツバチがいなくなることの方が重大な危機を招くんですよ。
このブログは環境をテーマにはしていませんので、ここでそれを熱く語るのはしませんが、はちみつ大好きな皆さん、ぜひ、「はちみつ→ミツバチが集めてくれる→そのミツバチが激減している→ミツバチが激減するほどの環境悪化→人類の危機」といった流れで自分の暮らす地球の環境のことに興味を持つことをお薦めしますです。
前のブログでも紹介しましたが、ミツバチは環境指標生物と言われていて、環境が汚染されてくるとミツバチが住めなくなってくるため、環境観測のためにミツバチが飼われている都市もあるぐらいなんですよ。ミツバチはすごいですね。偉いですね。
ちょっと壮大な話になってきましたね(笑)。
話が脱線したついでにもう少し脱線すると、名古屋に住む養蜂家の方に以前にミツバチに関する講演をお願いしたことがあるのですが、その方は、なんと最初は環境家だったそうです。環境を研究して地球環境の大切さを訴えていたのですが、なかなか伝わらない。そこで思い切って環境指標生物であるミツバチの養蜂家になり、ミツバチを通じて環境の大切さを世界中に訴えて行くことにされたそうです。興味がある方はこちらのHPでどうぞ。→ハニーファームプロジェクトHP
養蜂箱設置から2週間目の映像をご覧ください
だいぶ話が脱線してしまいましたが、最後に養蜂箱設置から2週間目の様子の動画をご覧ください。
今回は、養蜂箱を設置させていただいている丘に上がるまでのサービス映像入りですよ(笑)そんな楽しいものでもありませんが・・・少しでも皆さんに臨場感をと思い・・・
場所は、詳しくは言えませんが、ブルーベリー農園さんの一角をお借りしています。